オイルセパレーターEngine/Fuel/Transmission

製品紹介

エンジンで発生するブローバイガスをオイルミストと未燃焼ガスに分離させる気液分離機構です。
オイルはエンジンへ戻し、未燃焼ガスは吸気へ戻し再燃焼に回します。
未燃焼ガスをクリーンにすることで、環境負荷軽減/燃焼の安定化/オイル消費量軽減に貢献する製品です。

特徴

  • ラビリンス、不織布構造ともに量産実績有り
  • 解析を用いた気液分離効率の最適設計が可能
  • ブローバイ発生装置と圧損・捕集効率を実測できる試験設備を保有

ラビリンスタイプ

オイルミストをバッフルに当てて気液分離させる低コストタイプ。エンジンブロックや樹脂部品同士の溶着にてラビリンスを形成。流路形状や断面積を調整することで低圧損と気液分離効率のバランスを実現。

高効率タイプ

不織布により気液分離効率を高めたタイプ。
(不織布保持構造特許保有)ヘッドカバーに振動溶着で内蔵される構造や、独立したオイルセパレーターとして量産実績有り。

捕集効率解析

目標とするオイルの捕集効率達成に向けて、粒径分布を再現した流体解析を用いて最適形状を導き出すことが可能。

こちらからニフコの解析・設備紹介ページをご覧いただけます

評価設備

0.5μm~20μmの捕集効率および圧力損失を評価し解析と評価を組み合わせて開発を行うことが可能。その他、一般的なエンジン部品の評価に必要な冷熱恒温槽や振動試験機等を多数保有。